西川賞受賞者一覧
年 度 (全国大会開催回) |
開催年月日 | 道府県名 | 氏 名 | 演 題 | 所 属 | |
1 | 平成3年度 (第20回) |
平成4年2月18日 | 北海道 | 竹山 幸雄 | 牛人工授精時における細菌汚染 | 豊頃町農協 |
鹿児島県 | 古城 光雄 | 地域社会に貢献できる授精活動をめざして | 開業獣医師 | |||
2 | 平成4年度 (第21回) |
平成5年1月29日 | 北海道 | 鈴木 伸夫 | 乳牛人工授精現場における融解から授精までの実態 | JA本別町 |
島根県 | 勝部 明美 | ETを活用した黒毛和種優良牛の生産 | 島根県家畜人工授精師協会出雲支部 | |||
3 | 平成5年度 (第22回) |
平成6年1月26日 | 鹿児島県 | 福島 隆志 | 私の人工授精活動について | 自営 |
長崎県 | 川田 稔 | 私の授精活動(雲仙普賢岳災害に立ち向かって) | 開業 | |||
4 | 平成6年度 (第23回) |
平成7年1月26日 | 山口県 | 坂本 亨 | 子牛生産率向上を目指した私の人工授精活動 | 豊関農協豊北町支所 |
静岡県 | 桑原 康 | 豚人工授精技術普及上の諸問題 | 自営 | |||
5 | 平成7年度 (第24回) |
平成8年2月14日 | 島根県 | 三島 剛 | JAの広域合併化の中での授精業務と肉用牛振興 | 島根県家畜人工授精師協会松江八束支部 |
北海道 | 近 芳幸 | 牛凍結精液の同時複数融解と受胎率 | 豊頃町農協家畜人工授精所 | |||
6 | 平成8年度 (第25回) |
平成9年2月12日 | 岩手県 | 初貝 康 | 野帳を使った授精活動 | 自営 |
岐阜県 | 瀬之上 和弥 | 夏山冬里方式による朝日村の和牛飼育での人工授精と改良への取り組み | 朝日村和牛改良組合畜産センター | |||
7 | 平成9年度 (第26回) |
平成10年2月4日 | 岡山県 | 長尾 勝弘 | 家畜人工授精業務における最新情報機器活用の試み | とまた農協 |
千葉県 | 海保 洋 | 千葉県における乳用牛に対する黒毛和種精液の利用状況 | 千葉県共済連東部家畜診断所 | |||
8 | 平成10年度 (第27回) |
平成11年2月8日 | 福岡県 | 重富 龍明 | 複合的牛群改良の取り組み | 糸島地方酪農協 |
北海道 | 青木 美幸 | ウシの人工授精技術と受胎率との関係 | 北海道家畜改良事業団十勝事業所 | |||
9 | 平成11年度 (第28回) |
平成12年2月22日 | 福島県 | 今村 幸三 | 小さな村のET事業 | 飯館村振興公社畜産技術センター |
北海道 | 坂本 斉 | ホルスタイン種経産牛の受胎成績のマイナス要因に関する検討 | 北見地区農業共済組合 | |||
10 | 平成12年度 (第29回) |
平成13年3月1日 | 山形県 | 石井 和博 | 和牛の遺伝病に対する家畜人工授精師としての取り組み | 鶴岡市農業協同組合 |
島根県 | 加田 盛 | プロスタグランジンF2αを用いた発情コントロールによる生産率向上 | 島根県家畜人工授精師協会石西支部 | |||
11 | 平成13年度 (第30回) |
平成14年3月4日 | 山形県 | 開沼 三夫 | 家畜人工授精技術と歩んだ50年 | 自営 |
島根県 | 永瀬 吉男 | 私の酪農経営における胚移植の現状と目標 | 永瀬牧場 | |||
12 | 平成14年度 (第31回) |
平成15年2月21日 | 千葉県 | 宮原 賢一 | 未経産乳牛の授精時の卵巣所見と受胎成績 | 千葉県農業共済連中央家畜診療所 |
長崎県 | 大石 裕之 | ET高受胎率で取り組む肉用牛の改良・増頭 | 開業 | |||
13 | 平成15年度 (第32回) |
平成16年2月19日 | 北海道 | 能代 秀紀 | 排卵確認、飼養改善による受胎率向上の試み | 道南農業共済組合森家畜診療所 |
鹿児島県 | 藤崎 鉄男 | 牛の性行動のシグナルを垣間見て | 自営 | |||
14 | 平成16年度 (第33回) |
平成17年2月16日 | 山形県 | 遠藤 進 | 「もう1産多く」をめざしたまほろばの里高畠町の酪農 | 山形おきたま農業協同組合 |
北海道 | 山田 直樹 | 乳牛における膣検査を活用した授精適否把握の第一歩 | 道南NOSAI北部支所今金分室 | |||
15 | 平成17年度 (第34回) |
平成18年2月16日 | 鹿児島県 | 藤山 徹 | 視覚を重要視した授精適否と授精技術の継承 | 自営 |
千葉県 | 林 敦久 | 発情発見方法および授精時の外部徴候と受胎率 | 千葉県農業共済連会東部家畜診療所 | |||
16 | 平成18年度 (第35回) |
平成19年2月16日 | 群馬県 | 岡田 成夫 | 受精卵移植を活用した仲間作りと受胎率向上にむけて | 開業 |
千葉県 | 栗澤 春雄 | 授精時における流出粘液の量、長さと受胎率との関係 | 千葉県農業共済連東部家畜診療所 | |||
17 | 平成19年度 (第36回) |
平成20年2月14日 | 山口県 | 長屋 利幸 | 家族ぐるみで達成した一年一産 | 長屋牧場 |
北海道 | 鈴木 健二 | 大樹町における繁殖指導の取り組み | 大樹町農業協同組合 | |||
18 | 平成20年度 (第37回) |
平成21年2月13日 | 岡山県 | 吉原 直樹 | 楽しい酪農を目指して | 自営 |
鹿児島県 | 今井 傳蔵 | 地域で取り組む技術者育成 | 開業 | |||
19 | 平成21年度 (第38回) |
平成22年2月17日 | 福岡県 | 松野 竜大 | 受精卵移植等を利用した黒毛和種増頭への取組み | 農事組合法人 楠木酪農生産組合 |
鹿児島県 | 山下 昌俊 | 肉用牛繁殖実験センターの受胎率向上に向けて | JA鹿児島 いずみ繁殖実験センター | |||
20 | 平成22年度 (第39回) |
平成23年2月15日 | 宮崎県 | 小野 修一 | 受胎率向上のための発情徴候評価と授精記録管理 | 北諸県郡市家畜人工授精師協会 |
北海道 | 加賀谷 宏実 | 計根別農協における雌雄判別精液の受胎率調査 | 計根別農業協同組合 | |||
21 | 平成23年度 (第40回) |
平成24年2月15日 | 長崎県 | 永田 宗広 | 表計算ソフトを活用した和牛の授精業務と農家へのデータ還元 | 開業 |
千葉県 | 森 清之 | 乳牛における初回授精時の尻の角度と繁殖成績の関係 | 千葉県農業共済連西部家畜診療所 | |||
22 | 平成24年度 (第41回) |
平成25年2月14日 | 福岡県 | 梶原 隆幹 | 雌判別精液を活用した人工授精への取り組み | ふくおか県酪農協久留米地区乳牛診療人工授精所 |
北海道 | 栗栖 津奈樹 | FAC活動 〜根室管内における乳牛の繁殖改善活動について〜 | 道東あさひ農業協同組合 別海支所 | |||
23 | 平成25年度 (第42回) |
平成26年2月13日 | 宮崎県 | 永住 公 | 黒毛和種牛におけるメトリチェックによる腟粘液スコアと受胎率との関係 | 自営 |
北海道 | 中條 匡晃 | ホルスタイン種未経産牛の育成発育調査〜養老牛乳牛改良同志会の取り組み〜 | 計根別農業協同組合 | |||
24 | 平成26年度 (第43回) |
平成27年2月17日 | 長崎県 | 大石 啓介 | 黒毛和種における「分娩間隔日本一」達成への取り組み | 開業 |
北海道 | 尾矢 智志 | 関係機関と連携した飼養管理の見直しによる繁殖改善 | 空知中央NOSAI | |||
25 | 平成27年度 (第44回) |
平成28年2月16日 | 山口県 | 中山 友希 | JA家畜人工授精師として地域の和牛振興に携わって | 下関農業協同組合豊北町支所産地振興課 |
北海道 | 岡田 博史 | ピーク乳量に応じた授精開始適期の検討 | 豊頃町農業協同組合 | |||
26 | 平成28年度 (第45回) |
平成29年2月15日 | 島根県 | 寺戸 倉雄 | 黒毛和種繁殖雌牛の分娩間隔日本一を支える私達の活動 | 自営 |
兵庫県 | 芹生 朋美 | 管内黒毛和種牛の分娩間隔短縮への取り組み | 兵庫県農業共済連東播基幹家畜診療所 丹波診療所 | |||
27 | 平成29年度 (第46回) |
平成30年2月15日 | 福岡県 | 野 敏弘 | 受胚牛選定に生産情報は応用できるか? | ふくおか県酪農協 福岡乳牛診療人工授精所 |
北海道 | 秋葉 貞治 | 受胎率向上を目指した北宗谷の取り組み | 北宗谷農協 沼川支所 | |||
28 | 平成30年度 (第47回) |
平成31年2月15日 | 福岡県 | 野 敏弘 | 地域性を考慮した生産支援を目的とする新鮮胚集中移植 | ふくおか県酪農協 福岡乳牛診療人工授精所 |
鹿児島県 | 大川 学 | 地域や仲間と一緒に取り組んできた人工授精活動 | 開業 | |||
29 | 令和元年度 (第48回) |
令和2年2月14日 | 北海道 | 井上 望 | 発情判定の重要性の再確認 | 釧路丹頂農業協同組合 幌呂支所 |
島根県 | 佐々木 恵美 | 新規就農での早期の経営安定に向けた繁殖管理 | 自営 | |||
30 | 令和2年度 (第49回) |
令和3年2月24日 | 山形県 | 佐藤 綾 | 繁殖牛の栄養管理技術と地域への普及に向けた取り組み | 自営 |
島根県 | 土江 博 | 管内黒毛和種繁殖牛の妊娠期間に及ぼす要因について | JAしまね石見銀山地区本部 | |||
31 | 令和3年度 (第50回) |
令和4年2月21日 | 宮崎県 | 下西 善久 | 家畜人工授精業務の可視化と超音波装置活用の取組 | 開業 |
島根県 | 京村 耕平 | 凍結精液融解温度における授精受胎率の一考察 | 農事組合法人 京村牧場 |
西川賞とは、日本学士院会員で帯広畜産大学学長、京都大学名誉教授であった西川義正先生より寄付を頂いた本協会が、基金を創設し、先生の偉業を長く後世に受け継ぐため「西川賞授与規定」を定め、平成3年より本協会主催の家畜人工授精優良技術発表全国大会で発表した者の中から、家畜人工授精技術の発展向上に顕著な功績があると認められる者、又は家畜人工授精を通じ、家畜改良増殖に顕著な業績をあげたと認められる者に対して授与しております。 注) 西川先生は富山県の出身で、日本学術会議会員、日本学士院会員、世界畜産学会会長等の国内外の要職を歴任されるなど、国際的な研究者、教育者として活躍され、わが国の家畜人工授精の発展に多大な功績を残されました。 |